インターネットの速度(速さ)
インターネットが急速に普及し始めた当初は、ほとんどの人が一般電話回線(アナログ回線)を使ってダイヤルアップ接続でした。今では考えられませんが、速さは9600〜28800bps程度で従量制だったので少しつないでは切る、重いWebページはソッコーで離脱というのが当たり前でした。
それから128kbpsで常時接続できるADSLが登場ししましたが当初は価格が月に3万円程と未だ一般的ではありませんでした。その後、90年代末に定額制で常時接続、高速のADSLが一般に利用できる程安くなり、一気にブロードバンド時代の幕開けとなりました。
そして今では更に最高速度1Gbpsの高速な光回線(FTTH)が主流です。
このページではインターネットの通信速度(速さ)の単位や目安、おすすめの計測ツールを紹介します。
インターネットの通信速度(速さ)の単位
インターネット通信の速度(速さ)の単位ははbpsで表します。
1bps= 1bit/1秒
つまり、1bpsは1秒間に1bit(1ビット)のデータ量を送れる速さということになります。
データ量を表す1bit(ビット)とは0か1のどちらか1ケタを表すことのできるデータ量です。
コンピュータは0と1の組み合わせで全てを処理します。具体的には電気が流れているか流れていないかという違いの組み合わせで認識し処理するのです。
1bit(1ビット)は0か1のどちらかを表す最少のデータ量という事になります。
ちなみに半角のアルファベット1文字は8bit、漢字やひらがなは1文字16bitで表現します。
8bit(ビット)=1Byte(1バイト)ですから漢字やひらがな1文字につき2Byte必要です。
アナログ回線時代の9600bpsというのは1秒間に日本語600文字送れる速さということです。
今では1Gbpsの高速大容量な光回線が主流ですから送れるデータ量も相当なもんです。
1Kbps=1024bps
1Mbps=1024Kbps
1Gbps=1024Mbps
という具合です。
1秒間に日本語67,108,864文字を転送できる事になります。ここ20年程でインターネットやITのハードやソフトの進歩は凄いですね!
画像であればデータ量はすぐに数Kbyte(キロバイト)いきますし、現在は動画やオンラインゲームなど高速通信を必要とするコンテンツが盛りだくさんです。
ソフト面が進化すればハードやインターネットが牽引されて更に進化する。逆もまた然りでしょう。
インターネットの速さはベストエフォート型
ところでインターネットの速度はベストエフォート型です。ベストエフォート型とは「最大限の努力をします」という意味です。
ですから最高1Gbpsを謳う光回線も必ず1Gbpsで通信できるわけではありません。
つまり理論的には可能という意味であって実際の速度を保証するものではないのです。
実際にははその時の回線の混雑状態やパソコンのスペック、ケーブルなどいろいろな条件が関係してその時々のインターネットの速さは変わります。
おすすめのインターネット通信速度測定サイト
インターネットの通信速度測定サイトはたくさんありますがサイトによって計測数値が変わります。
下記のサイトが割と正確だという口コミが多くおすすめです。
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